合気道がマンガになりにくい3つの理由

世の中には多数のスポーツマンガや武道マンガがあります。
しかし、合気道が主題となっているマンガは数えるほどしかありません。
登場人物へのキャラ付けとして「合気道をやっている」という設定を付加されることは多くあるのになぜなのでしょう。

試合がない

一部の流派には試合がありますが、ほとんど場合、合気道は試合をしません。
話の盛り上がりや分かりやすい目標を作ることが難しくなるため、これはかなり痛いです。
学園ものにしようとしても、なかなか難しいものがあります。

技が分かりにくい

四方投げ」などはまだ分かりやすいのですが、「小手返し」とかは一見しただけでは何で投げられるのかよく分かりません。
腕を極めていても「何でこれで効いているうだろう?」ということが多いでしょう。

力みや力をいれている描写ができない

基本的に合気道は力を入れて技をかけるわけではありません。
なので、登場人物が踏ん張ってがんばるという描写がしにくいのです。