夏の稽古でありがちなこと

ここ最近は最高気温が40度を超えたところもあるようで、日中の稽古はとてもしんどいです。
さて、武道家だったら夏の稽古で経験することをまとめてみました。

道着がくさい

夏は稽古でたくさん汗をかくため道着は毎回洗うことになります。
場合によっては洗濯して干しても乾ききれず生乾きのままで稽古をせざるを得ない状況になったり。
稽古が終わったらすぐに洗って、すぐに干しましょうね。

畳や床が汗で滑る

特に投げ技をしたりすると背中に付いた汗が床に塗られます。
これがまたよく滑るのですよ。
怪我のもとなので気をつけて技をかけましょう。

道場にセミが乱入

一時的に軽いパニックになったり。
邪魔で稽古にならないため、みんなで追っ払うことになったりしません?
夜は蛍光灯にひかれて蛾とかも入りますよね。

木刀や杖が曲がる

道具の管理はしっかりしたいところですが、梅雨から夏にかけての時期は高温多湿なので木製の長いものは非常に曲がりやすくなります。
汗で汚れた場合は当たり前ですがきちんとふき取りましょう。
壁などに立てかけて保管する場合は注意しましょう。
保管は日陰で涼しく風通しのよいところに。

稽古がぐだぐだしてくる

始めのうちは体力があって動けるのですが、だんだん疲れがたまったり水分がとられてゆき、ぐだぐだになることもあります。
周りの人間を気にかけるようにし、様子がおかしいと感じたら小休止を入れるようにしましょう。
根性論も大切ですが、命に関わりますから。

目に汗が入って隙をつかれる

漫画とかでありそうなシチュエーションですが、実際にあります。
特に剣術とかは一瞬が大事なのでまばたきも気にしたいところ。
対策のしようがないですよね、これは。

腕をつかむ技を続けると垢が出る

汚いですけどわりとあります。