進履橋の三学

進履橋(しんりきょう)とは石舟斎宗厳が新陰流の概要について記したものです。
その中でも三学は剣を学ぶにあたり、体や剣を自由に使うための前提を示したものです。
さて、三学は以下の三つです。

  • 身構(みがまえ)
  • 手足(しゅそく)
  • 太刀(たち)

身構

姿勢、構えのことです。
腰が落ちているか、上半身が脱力できているか、背筋が通っているかなどですね。

手足

立ち方、剣の持ち方です。
膝はやわらかいか、足が浮いていないか、握りこんでいないか、脇は空いてないかです。

太刀

体に合った道具を使えということ。