足の裏の感覚の重要性

体を移動させるとき、足の裏の感覚はかなり重要です。
水面に立つような感覚で、できるだけ波を立てないように動くという表現が私には一番しっくりきます。
足を上げるときも下ろすときもできるだけ軟着陸させて床や地面に負担をかけないように心がけます。
不思議なことなんですが、足で思いっきり蹴り出すよりも、床に負担をかけないように意識した方が結果的に速く動けます。
前者の場合は体を足で押し出している感覚なんですが、後者だと前の方へ体が引かれていくような感覚になります。


また、足の裏のすべてを床につけるというのが、意外と大切な気がします。
足の裏の面積はけっこう広いです。
なので、体重をどこに乗せるかによってかなり変わってくるかと思います。


普段、稽古している技を氷の上でできるかどうか考えてみると、かなり厳しい稽古になってくると思いますが、どうでしょう。