基本的に動き

稽古行ってきましたー。
今日は久しぶりに私の大先輩*1の指導稽古でした。
最近の土曜稽古は豪華だなぁ。


私にとっては散々言われてきたことですが、
「脇や肩、足腰、これらすべて適切な使い方ができていなければいけない」
という内容の稽古でした。


よく脇をあけるなと言われますが、これは上腕骨(二の腕の骨)の肘の横内側部分にある出っ張っている部分(内側上顆)が体の内側を向いている状態にしろということのようです。
それは手のひらが上を向いていても下を向いていても同じです。
普通の人は手のひらを下に向けると肘が外側に向き、脇をあけてしまいます。
この状態では体からの力が腕に伝わりにくくなってしまうので橈骨と尺骨のみで手のひらを返せるように稽古するわけです。
これができるようになると剣術においても可動性と速度が飛躍的に増大します。


やはり技を覚える以前に体の使い方が分からなければ、いくら稽古しても別物になってしまうのですよ。

*1:師範の先輩でもある。私は師範代の影響と同じくらい、この先輩の影響を受けている。