エクスチェンジ

最近、比較的良い稽古ができてます。
少し前までは自分の中で目標のようなものが薄れてきていたのですが、今は”こういう稽古がしたい!!”という確かなものが戻ってきました。
師範のおっしゃっていたことも今になって”こういうことなのか”と理解できるようになりました。
最近、師範はお忙しいようで稽古を受けることができないのですが、今まで教えられたことを再確認する良い機会のような気がします。


自分たちが教えた後輩たちも最近良い仕上がりを見せています。(彼らなりに)
自分の教えた結果が形として分かるのはとてもうれしいものです。


こんなことを考えていてふと思いついたのですが、稽古っていうものはまずありきなんですね。
一人でも二人でも稽古の相手がいないと技もできないわけです。(型は学べますが。)
たとえば私の目の前に稽古相手がいるとすると・・・。
まず、私は相手が何を考えているかを考える。
そして、相手はそのように私が考えているのことを考える。
さらに私はそう考えている相手のことを考え・・・というように無言の会話というかキャッチボールがあるんだなぁと最近感じるんですよね。