当たる瞬間にしめる

  • 突きをするときは拳が当たる瞬間にしめろ
  • 剣で斬る時は切っ先が当たる瞬間に手の内をしめろ
  • 弓をひくときは離れの瞬間に弓手の小指をしめろ
  • ピアノを弾くときは鍵盤に当たる瞬間に指を伸ばせ


私は今まで師事した先生たちにこう教わりました。
つまり、力が加わるその瞬間は力を伝える部分をしめる必要があるということです。
逆に言えば普段は脱力してやわらかくしておくということになります。


力は必要な一瞬だけ発揮し、普段は脱力しておく。


これは単純だけれど、武術以外にもかなり役に立ちます。
人や流派によってこれを集中力と呼んだりしますね。


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