親指の付け根で分かる手の内

昨日、稽古に行ったので筋肉痛になっています。
痛い場所は肋骨の一番下の辺りと親指の付け根。


剣を振るときに手の内をしめるために親指の付け根を使います。
これは体術で相手の腕をつかむときも同じです。


人が物を持つとき、普通は親指でつかもうとします。
しかし、この方法だと手の平に隙間ができやすく、力の伝達がしにくくなります。
剣を持つとき小指をしめろというのは、この隙間をうめるためでもあります。
小指と一緒に隙間を埋めているのは親指の付け根なのです。


親指の付け根が盛り上がっている人は手の内が使えている人です。