武術において上達するのに必要な5つのこと

武道、武術では稽古を比較的長く続けたにもかかわらず、あまり身についていない人がいます。
一方で短期間でかなり向上する人がいるのも事実です。
その辺の違いは何かなと今までの記憶をもとに考えて見た結果、短期間でうまくなる人には次のような特徴があると感じました。
流派や個人によって考え方は違いますが、それなりに役に立つと思います。



常に課題を持つ

技の稽古を続けてゆくということは分からないこと出来ないことの繰り返しです。
その中で技が出来るようになるためには、何が出来るようになればよいか考えて問題点を分解してゆく必要があります。
それぞれの問題点を課題に据えてひとつひとつクリアしてゆく必要があります。

必要な道具は借りずに自分で買う

借り物と自分の物では道具に対する愛着が違います。
普段から手入れをすることによって、常に良いコンディションの道具を使うことが出来ます。
また、同じ道具で稽古することによって、自分の身体の変化が分かりやすくなります。

道場で行う稽古以外に自分の稽古の時間をとる

一人稽古や基礎的な鍛錬は普段の稽古以外にするべきです。
道場で行う稽古では他人がいないと出来ない稽古のみをするように心がけるべきです。
本当ならば準備運動なども道場に入る前にやっておくべきです。

目標とする先輩の真似をする

道場の中で目標とする先輩を決めましょう。
自主練や稽古の合間などに教わりに行ったり、その人が行っている稽古を見て真似をしましょう。
最終的には師範の技を真似ることを目標にしましょう。

教える人の意図を理解する

自分が注意された理由や技の説明の意味を考えましょう。
一回の稽古の中で行われる技は関連性があることが多いです。
技の中にある稽古のテーマを理解できるようになりましょう。



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