長久手の立てこもりについて

今まで書くのは控えていましたが、自分の見解が固まったので書きます。


結論から言うと犯人は事件発生時からすでに発砲していたので、すぐに突入して射殺するのが最善だと思いました。


新陰流の兵法家伝書には

一人の悪に依りて万人苦しむ事あり。しかるに、一人の悪をころして万人をいかす。是等誠に、人をころす刀は、人をいかすつるぎなるべきにや。

とあります。


この文に武のなんたるか*1が集約されているように思えます。
つまるところ、多数の人を救うためにはその原因となっている人を殺すこともあるということです。
一人の命を救うか、多数を救うかの天秤ですよ。
この辺は本当に怖いほどシンプルな考えです。
亡くなったSATの隊員と犯人との天秤ですよ。
せっかくの優秀な隊員が犠牲になってしまったのは、指揮を執った人の決断力が低いためでしょう。
救うためには殺す覚悟がいるんですよ。


書いてみたら偉そうになってしまいました。
反省・・・。

*1:私が言うのもおこがましいですが、存在意義のような気がします。