ぎりぎりの状態での稽古

私は目上の人と稽古しているときは必ず全力で稽古するようにしています。
これはいつでもスイッチ*1が切り替わったように全力を出せるようにするという意味もあります。
全力と言ってもパワー全開で力いっぱいやるという意味ではないですよ。
今、自分が出せる最大限の動きをするという意味です。
「稽古だから」という緩みを排除するという意味です。


相手がいくら強くても、こちらが怪我をしていても手加減してくれとは言えません。
こっちがもっと強くなってから来てくれと言うこともできません。
そうなれば今、自分がもっているものをすべて出し切る以外に選択肢はないわけですよ。


というわけで、いつでも全力が出せるという精神状態を稽古しておくのも無駄では無い気がするわけです。

*1:こんな言い方をするとキレているという風に見られそうですけど、感情は関係ないです。それに冷静さを欠いた時点で負けです。