富木流に関して

なぜか富木流で検索して飛んでくる人が多い気が・・・。
だから、うちの流派は富木流じゃないですってば。
仕方ないので分かる範囲で書きます。
本当に三回しか稽古に参加させていただいたことがないのでうろ覚えです。


富木流は富木謙治師範が興された合気道の流派です。
日本合気道協会は富木流の団体です。
富木先生は講道館の門下でもあったので柔道の思想が含まれています。
試合や乱取りをするのもその影響かと思われます。
乱取りと言っても、互いに体術をかけ合うのではなくて、短刀で攻める側とそれに対処する側に分かれます。
ソフト短刀という当たってもくにゃっと曲がる短刀を使います。
”移動力”というものを重視し、当身も衝撃を伝えてダメージを与えるタイプではなく、崩して倒すタイプの当身をします。
どちらかいうと直線的に見える動きをするのですが、これは半径の大きな円は一部を見れば直線的であるという考えかららしいです。
つまりは直線的に見える動きでも円の動きを意識するということだと思います。
技に関してですが、四方投げのことを小手返しと呼んだり、一教を腕抑え(だったような気がします。)と呼んだり名前に違いがあったりします。
でも、まぁやっていることは似たようなものだと思います。
たしか制定の型のようなものがあって、いくつかの技がセットになっていたような記憶があるのですが、詳細な内容は覚えてません。
その中のいくつかの技なら今でもできますけど。
全体的な雰囲気としてはあまり腰を落とさない感じがしました。
これはおそらく”移動力”のために深い踏み込みが必要なためでしょう。
機敏な足さばきも印象的です。


と、こんな感じなのですが、間違いなどありましたら訂正させていただきますのでご意見お願いします。