回転

最近また感覚が変化してきました。
今日の稽古では後ろ取り*1の技を多くやりました。
後ろ取りからの一教*2をしてて気づいたのですが、体の向きを変えるときは背骨というか背すじを中心にして回転しないと遅くてやりにくくなります。
これは体の転換でも同じです。
体の向きを変えようとすると普通はセンターピポッドみたいな動きをしてしまいがちです。
これでは移動量が多すぎになってしまうわけです。


回転と言うと私はなんとなくダンスを想像します。
大山倍達総裁は”ボディービルダーよりダンサーの方が喧嘩が強い”とおっしゃっていたそうですが、これも一理ある気がするんですよ。
筋力があっても体の使い方を知らない人間は弱い。
筋力が無くても体の使い方を知っている人間は強い。
そういうことだと思います。
(まぁ、筋力は多少はあるに越したことは無いですけどね。底上げ程度には。)

*1:後ろから両手を抑えられた時の技

*2:腕抑えとも言う。