今さらながらRedmineを使ってみんとす

ブログ書くのはかなり久しぶりですね。


さて、仕事とかでプロジェクト管理をすることもあるのですが、Excelでタスクや時間の管理をするのは一苦労です。
Microsoft Projectなどもありますが、ファイルベースで管理するのは複数人での情報共有が面倒なこともあり、できればWebベースでやりたいと考えています。

インストール

基本的には
Redmineのインストール - Redmineガイド
を見ながら作業すればよしです。

Railsとrack

1.0系を使うにはRailsの2.3.5、rackの1.0.1が必要です。(2011年1月現在)
gemでバージョンを指定してインストールします。
今回はrvm上のruby1.8.7を使います。

$ rvm 1.8.7
$ gem install rails --version '=2.3.5'
$ gem install rack --version '=1.0.1'
データベース

データベースはMySQLPostgreSQLSQLiteに対応しているようです。
今回はお試しなので導入の楽なSQLiteを使います。
MacにはSQLite3が最初から入っているので、インストールは省略。
SQLiteにはユーザという概念がないため、redmine用のデータベース、ユーザを作る必要はありません。

redmine

redmineのリリース版をチェックアウトします。

$ svn checkout http://redmine.rubyforge.org/svn/branches/1.0-stable redmine
$ cd redmine
$ ls
README.rdoc app         db          extra       lib         public      test        vendor
Rakefile    config      doc         files       log         script      tmp
database.yml

config/database.example.ymlを編集し、ファイル名をconfig/database.ymlで保存します。
以下はsqlite用。

production:
  adapter: sqlite3
  database: db/production.db
  timeout: 5000

development:
  adapter: sqlite3
  database: db/development.db
  timeout: 5000


sqlite3-rubyパッケージをインストールしていない場合は以下を実行。

$ gem install sqlite3-ruby
その他いろいろ
$ rake config/initializers/session_store.rb #セッションストア秘密鍵の生成
(in /Users/hakuro/ruby_src/redmine)
Missing the i18n 0.4.2 gem. Please `gem install -v=0.4.2 i18n`

#i18nライブラリの0.4.2がないと言われたのでgemでインストールし、再挑戦
$ gem install -v=0.4.2 i18n
$ rake config/initializers/session_store.rb

$ rake db:migrate RAILS_ENV="production" #データベース上にテーブルを作成
$ rake load_default_data RAILS_ENV="production" #デフォルト設定をロード 

redmineを実行するユーザが異なる場合は、files, log, tmpディレクトリに対して書き込み権限付与が必要ですが、今回は必要ないので省略。

起動
$ script/server webrick -e production #Webサーバをwebrickで起動

例によってブラウザでhttp://localhost:3000/にアクセスします。
管理画面が表示されたら成功です。